こんにちは、東京本社の柴田です。
先日ウンベルト・エーコの訃報をニュースで見ました。
私は今から20年ほど前に彼の著作である『薔薇の名前』と『フーコーの振り子』を読みました。
両著作は共に上下2巻の体裁で、長編小説です。
『薔薇の名前』は、ある修道僧が山の奥地にある、うんと人里離れた修道院へ赴き、そこで奇怪な殺人事件に出くわし、写本が鍵となり、その謎を解いていくといったものだったと思います。背景は中世キリスト教の世界で、聖書にまつわるエピソードがちりばめられており、映画にもなりました(見ました)。
『フーコーの振り子』は、こちらも暗黒の中世がやはり舞台で、
テンプル騎士団の財宝の在り処を示すヒントとなる、あるメモを元に物語が展開していくといったものだったと思います。
オカルト色が強く、同時にテンプル騎士団が活躍した当時の史実も詳細に描かれています。
両著作ともとても興味深く、結構楽しめました(じっくり読んだ)。
この後、ヨハン・ヴァレンティン・アンドレーエの『化学の結婚』へと読み進めました。
これはもう超オカルトでよく分からず、神秘的散文詩といった感じでした。
それにしても、当時の自分はどうしてこんなにも神秘思想に取り付かれていたのでしょうか。
興味のある方は是非図書館で。国書刊行会の世界幻想文学大系もおもしろいですよ。
コメント
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以前から時々おじゃましているのですが、今日はコメントを残して帰ります^^私もブログをやっているので参考にさせてもらいます!またお邪魔させて頂きますね主婦の貧乏脱出日記にも見に来てくれると嬉しいです。
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いきなり失礼致します(^O^)/時間があったのでブログ見て回ってました!こうやって遠くにいる方ともコミニケーションできるのってなんか素敵ですよね(*´艸`*)これからも更新頑張って下さい?おじゃましました~