平成30年8月15日。一人の女性作家が静かにこの世を去りました。
漫画・アニメでお馴染みの「ちびまる子ちゃん」の作者さくらももこさんです。
既にニュースは日本中だけでなく海外にも知れ渡り、多くの人々が早すぎる死に惜別と哀悼の意を表されました。
この漫画はさくらさんが家族や友人、クラスメイトと過ごした日常生活を小学3年生の自身の目を通して描かれておりますが、
舞台が私の地元静岡市(正確には旧清水市)で、作中に登場する地元のレジャー施設や地名、当時の世相が反映されていたので
とても馴染み深く、楽しみによく見ておりました。
三世代同居で賑やかくも慎ましい家族と個性豊かなクラスメイトに囲まれた、まる子ちゃんのほのぼのとした日常にとても
郷愁を誘われました。
享年53歳。
長年長患いされていたと、後の報道で知りましたが、まだ若く非常に残念でなりません。
さくらさんは郷里静岡を愛し、郷里のPRにとても貢献された方でした。
さくらさんは亡くなりましたが、さくらさんの遺した作品にあふれる、家族愛や隣人愛、かけがえのない友達や仲間とのふれあいは
いつの時代でも変わらぬ大切なものと教えてくれます。
故人の冥福をお祈りするとともに今後も作品は大切に読み継がれていきたいと思いました。
コメント